カキドウシ(シソ科)
別名カントリソウ
各地の原野、路傍に自生するつる性の多年草である。昔から小児の疳の葉として有名で、措取草の名がある。カキドウシはそのつるを垣根を越えて出入りするのでその名がついた。※平成2年3月掲載
生薬名:レンゼンソウ(連銭草)
薬用部:全草
効用:強壮薬、小児の疳、腎臓病
用法:1日10gを煎じて服用する。小児の疳に用いる時は少々苦いので甘味を加えて数回に分けて服用する。
採取時期及び処理:5〜7月の花期に全草を根元から刈りとり陰干にする。