クコ(ナス科) 別名ヌミグスリ

各地の原野、路傍などに自生する落葉小低木で、往々観賞用や薬用の目的で栽培されることがある。※平成8年3月掲載

生薬名:枸杞葉、枸杞子、地骨皮

薬用部:葉、果実、根皮

効用:健胃、強壮薬(葉)、滋養強壮薬(果実)、強壮解熱薬(根皮)

用法:1日10gを煎じて服用する。(健胃、滋養、強壮薬)

1日4-8gを煎じて服用する。(強壮解熱薬)

採取時期及び処理:葉は4〜6月頃の若葉を摘みとり陰乾する。果実は9〜11月頃の熟した果実を日乾する。根皮は秋から春にかけて根を掘り皮をはいだ後日乾する。