タムシバ(モクレン科)

本州、四国、九州の山地に自生している雑木である。※平成10年3月掲載

生薬名:しんい(辛夷)

薬用部:花蕾

効用:消炎、抗真菌、降圧、クラーレ様作用があり、鼻炎や蓄膿などによる鼻づまりのほか、頭痛や歯痛などに用いる。

用法:漢方の処方では、葛根湯に配合したり、山楯子・黄苓などと配合して用いる。採取時期:早春に花のつぼみを採取し乾燥する。

注)一部正しくない漢字を使用しています。