ウツボグサ(シソ科) 別名ナツガレソウ

この植物は初夏にうす紫色の花を咲かすが、秋を待たないで夏のうちに枯れてしまうので、夏枯草とも呼ばれる。ウツボグサの名前はこの花穂の形が弓の矢を入れる「うつぼ」に似ているため名付けられたものである。※平成8年8月掲載

生薬名:カゴソウ(夏枯草)

薬用部:花穂、全草

効用:利尿薬

用法:1日1〜5gを煎じて服用する。

採取時期及び処理:8〜9月の花穂が暗褐色に変わった頃に花穂のみ、又は全草を刈りとり陰乾する。